Beam Benchドキュメント

大きなファイルでアプリの動作が遅い

大きなインポートや数千個のオブジェクトを含むプロジェクトでは、すべての操作が遅くなります。

症状

複雑なSVG(多数のパスやノード)や、数千個のオブジェクトを含むプロジェクトを開くと、アプリの動作が重くなり、選択に時間がかかる、パン操作が遅れる、編集の反応が遅いといった症状が現れます。

原因

Beam Benchは、プロジェクトが変更されるたびにキャンバスを再描画します。ジオメトリが多いほど、描画する量も増えます。また、一部の操作(選択範囲の計算やレイヤー所属の検索)は、オブジェクト数に応じて処理量が増えます。

対処方法

SVGに不要なノードの詳細が含まれている場合

多くのSVGは、必要以上に多数のノードを含む状態で書き出されます(1つで十分な曲線を10個のベジェ曲線としてサンプリングするなど)。次の方法で減らしてください。

  • 元のデータが細かすぎる場合は、適切なMin Node Distanceを設定し、ラスタライズした画像に対してTrace Imageダイアログを使用します。
  • Inkscapeで開き、インポートする前に「パス」→「簡略化」を使用します。

多数のオブジェクトをグループ化できる場合

Beam Benchは各オブジェクトを個別に処理します。グループ化すると、アクティブなオブジェクト数を減らせます。

  • 関連するオブジェクトを選択します。
  • Ctrl+Gでグループ化します。
  • グループに対する操作は、各メンバーを個別に操作するより高速です。

同じレイヤー上に同じ設定のオブジェクトが多数ある場合

素材ライブラリとレイヤーレベルの設定により、論理的には問題ありません。ただし、キャンバスでは各オブジェクトが引き続き描画されます。外観が同じ場合は、適切な箇所で単一のパスに結合することを検討してください(Boolean Assistantによる「Boolean Union」)。

大きなラスター画像が多数ある場合

大きなラスター画像はメモリを消費し、キャンバスの再描画を遅くします。インポートする前にダウンサンプリングしてください。レーザー彫刻では、600 DPIを超える入力によるメリットはほとんどありません。

コンピューターがボトルネックになっている場合

  • 他の負荷の高いアプリを閉じます。
  • 複雑なプロジェクトには、少なくとも8 GBのRAMが必要です。
  • 統合GPUでも動作しますが、最大規模のプロジェクトではディスクリートGPUのほうが高速です。

パンやズームだけが問題の場合

キャンバスがカクつくを参照してください。このページでは、キャンバスの描画経路について直接説明しています。

改善を確認する

  • プロジェクトが妥当な時間で読み込まれます。
  • 操作の反応が良くなります。

それでも解決しない場合

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