.bbartアートライブラリ
ユーザーが管理する再利用可能なアートワークコレクション。JSONベースで、コンテンツの重複を排除した自己完結型です。
.bbartファイルは、プロジェクト間で再利用したいアートワーククリップのコレクションです。ロゴ、装飾、一般的な図形、プロジェクトから取得した選択範囲などを保存できます。アートライブラリパネルで読み込みと編集を行います。
単一の作業中デザインを表す.lzrprojプロジェクトとは異なり、.bbartファイルは共有、バージョン管理、再利用を目的に整理されたライブラリです。
含まれる内容
| フィールド | 備考 |
|---|---|
library_id | UUID。ファイル名ではなく、ライブラリを一意に識別します。 |
name | 表示名。編集できます。 |
items[] | 各アイテムには、それぞれ固有のID、種類、ジオメトリ、サムネイル、タグ、カテゴリがあります。 |
アイテムの種類
- 外部ファイル: 元の画像ファイルまたはベクターファイルを参照します。アイテムには元データのバイト列が含まれます(ライブラリ内ではコンテンツハッシュによって重複排除されます)。
- 選択範囲のスナップショット: プロジェクトから取得した選択範囲をフラット化したものです。テキストはジオメトリに変換されるため、受け取る側でフォントに依存しません。将来の再編集用に
source_text_metadataが含まれます。
サムネイル
各アイテムには、フロントエンドで生成されたサムネイルがファイルに含まれています。ライブラリの読み込み時にライブレンダリングは必要ありません。
重複排除
1つの.bbartファイル内では、同一のラスターデータ(コンテンツハッシュによる)は1回だけ保存され、複数のアイテムから参照されます。同じ画像を複数のアイテムとして再インポートする場合に、ファイルサイズを削減できます。
読み込みと書き込み
- GUI: アートライブラリパネルで作成、読み込み、保存、インポート、エクスポートを行えます。
- CLI: 現在は公開されていません。
.bbartファイルはBeam Benchで開かれ、編集中はメモリ上に保持されます。ライトスルー永続化: 変更操作を行うたびに、直ちにディスクへ書き込まれます。ディスクへの書き込みに失敗した場合、メモリ上の変更は保持され、ライブラリにsave_errorが設定されます。再試行するまで破壊的操作はブロックされます。
レガシーJSONからの移行
レガシーなアプリデータの*.jsonライブラリは、初回起動時に同じ場所の.bbartファイルへ自動移行されます。元の.jsonはそのまま残ります。
ライブラリの共有
.bbartファイルは持ち運び可能です。メールで送信するかアップロードし、受け取った側でアートライブラリパネルからLoadを選択して開きます。
2つの.bbartファイルが同じlibrary_idを共有している場合(たとえば、一方をコピーした場合)、後から読み込まれたファイルは別のIDに再割り当てされ、新しいIDが生成されてファイルが書き換えられ、警告が表示されます。これにより、IDの衝突が密かに発生するのを防ぎます。
エッジケース
- 保存に失敗した場合(ファイル権限、ファイルのロック、ディスク容量不足など)、ライブラリに保存エラーが表示され、次の保存が成功するまで破壊的操作が無効になります。状態が暗黙にロールバックされることはありません。
- ディスク上で
.bbartファイルの名前を変更しても、表示名だけが変わります。library_idと内容はそのまま保持されます。 - 2つのファイルの表示名が同じでも、
library_idが異なれば問題ありません。